岐阜県郡上市白鳥町石徹白の大師堂。

実はこの場所へは、小学校の頃、そしてつい最近も訪れていました。



石の階段を登っていきます。




大師堂です。
白山を開山された泰澄大師の像。

そして、虚空蔵菩薩の前で上村修一さんと。

虚空蔵菩薩は今から約800年前、藤原三代の秀衡公が上村十二人衆に託し
白山の麓へ寄進されました。
上村修一さんは上村十二人衆の末裔で、言わば祖先から代々東北の血を受け
継いでいる方です。
虚空蔵菩薩と共に約800年、石徹白で過ごしてきた一族です。
明治の廃仏毀釈いわゆる神仏分離の際、上村さんの先祖代々からの歴史ある
虚空蔵菩薩を貰い受けに神社へ行ったと聞きました。
それ以来、この大師堂に虚空蔵菩薩が安置されているとの事です。
1988年、日本二代延年と共演した岐阜県奥美濃白鳥「姫神白山夢幻奏コンサート」
がありました。
その時に先代・星吉昭が大師堂・虚空蔵菩薩の前で奉納演奏をさせて戴いた事があり
ました。
当時小学生だった僕には、その意味や意義が分からずにおりました。
今、平泉が世界遺産登録へと向けて動き出しておりますが、こうした部分から当時の
平泉を観たり、考えたりする、そんな風に感じました。
この日も天候に恵まれていたので、大師堂は素晴らしい光景でした。


虚空蔵菩薩を拝観するたびに、気品に満ちあふれた美しい顔が忘れられません。
僕の個人的な感想ですが、上村修一さんの横顔が、何だか虚空蔵菩薩さんのよう
に観えました。